商売繁盛の神様として親しまれている伏見稲荷大社(京都市伏見区)で4日朝、正月三が日のさい銭を集計する「さい銭開き」が始まった。
境内の約50カ所からさい銭箱が集められ、白衣姿の銀行員7人が仕分けた。集計は手作業や機械などで5日ほどかかるという。日本円のほか中国元や米ドルなどの外国紙幣や、「1万1104円(いいとし)」の小切手などもみられた。
神職の守分仁成(もりわけまさよし)・宮掌(くじょう)によると、近年、外国人の参拝者も増えたが正月はやはり日本人の方が目立ったという。「今年は天候にも恵まれ、多くの方にご参拝いただいた。令和最初のお正月なので、いいスタートがきられるようにお祈りしています」と話した。(佐藤慈子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル